日本刀 ¤ 脇差 ¤ 豊後住藤原輝行 ¤
豊後住藤原輝行
Wakizashi / Bungo ju fujiwara Teruyuki
- 長さlength
- 54.6cm
- 反りsori
- 1.4cm
- 目釘穴mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.95cm
- 先幅
- 2.15cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸初期 延宝頃(1673年)
- period
- early edo (1673)
- 国
- 豊後(大分県)
- country
- bungo
- 刃文
- 互の目乱れ
- hamon
- gunome midare
- 地鉄
- 板目
- jigane
- itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 金着一重
- habaki
- gold foil single
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon token
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
平安時代から続く豊後鍛冶は、九州に於いては薩摩に並んで古くから作刀が盛んで、特に室町期から江戸初期に掛けて最盛を迎える。古くは大和伝が主体ながら、時勢に合った備前伝や相州伝などを取り入れて多様な作柄が生まれている。
本作はたっぷりとした長さで反りも高く、脇差ながら見応えがある。互の目乱れ刃文は小沸良くつき、砂流しや葉、小足などを交えて働きが多い。一見古刀を思わせる板目肌は良く練れ、地景や地沸が見られる。帽子はたっぷりとした焼き幅を保ち小丸に返っている。出来良く、総体的に健全な一振。保存刀剣鑑定書附。