日本刀 ¤ 太刀(金粉銘) ¤ 表/当麻友行 裏/本阿(花押) - Japanese Sword Taima Tomoyuki -
太刀(金粉銘) 表/当麻友行 裏/本阿(花押)(本阿弥光遜)
Tachi (Kinpun-Mei) / Omote/Taima Tomoyuki : Ura/Hon-a(kao)(Hon-ami Koson)
- 長さ
- 64.8cm
- 反り
- 0.9cm
- 目釘穴
- 3個
- 元幅
- 2.85cm
- 先幅
- 2.3cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 古刀 鎌倉後期 嘉暦頃(1326年)
- 国
- 大和(奈良県)
- 刃文
- 直刃
- 地鉄
- 板目に杢目
- 帽子
- 焼詰め
- 茎
- 大磨上
- はばき
- 金着一重
- 外装
- 上白鞘
- 鑑定
- (財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書附
- 正価
- 売却済
現存する在銘は少なく、ほとんどが無銘の大和当麻。しかも協会が当麻に個銘「友行」を極めているのは大変珍しい。明治~昭和初期の鑑定家、本阿弥光遜の金粉銘は擦れているが確かに当麻友行とある。友行は当麻の祖と言われる国行の孫で当麻寺にて鍛刀。同じ大和鍛冶である包永に似ている。各書籍によると、当麻友行は古くから正宗や行光などに極められたものが多いと言う。それだけ出来は尋常ではない。
本作、地刃ともに当麻友行の特徴を兼ね揃え、700年近い年月を経ても尚、凛とした地鉄は立派。大和鍛冶らしい直刃は金筋働き、焼き叢のない締まった匂口。地鉄は板目に杢目が交じって詰み、特に物打ち辺りの鍛えは当麻の特徴を表した見所。帽子も掟通りに焼詰めて僅かに掃き掛ける。磨上げて反りが浅いのは元々の体配が腰反りのためで、当時の体配では先伏せて見えたはず。貴重な本阿弥光遜の極めは、今も皆が納得する。特別保存刀剣鑑定書附。