日本刀 ¤ 拵 ¤ 薩摩拵 ¤
黒石目地鞘 薩摩拵
Koshirae / Satsuma Koshirae
- 全長full length
- 99.5cm
- 柄長tsuka length
- 25.0cm
- 目釘穴mekugi
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- 元幅
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- 先幅
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- 元重
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- 時代
- 幕末頃(約150年前)
- period
- bakumatsu, late edo (150years ago)
- 国
- 薩摩(鹿児島県)
- country
- satsuma
- 刃文
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- hamon
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- 地鉄
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- jigane
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- 帽子
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- boshi
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- はばき
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- habaki
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- 外装
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- mounting
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- 鑑定
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- Certificate
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- 正価
- 売却済
- price
- sold
立鼓をとらない直線的でゴロンとした太い柄に、それに見合わない小さな鐔で仕立てた典型的な薩摩拵。無骨な鉄地縁頭は共に腰高2cm以上あり小縁は赤銅を巻く。黒く塗った鮫皮に黒糸を巻き、銀地の目貫は耳を広げた兎が可愛い。7cm程の小振りな鐔は木目模様で、薩摩物によく見る紐通し穴を開けている。鞘は黒石目で痛みがあるも時代のままで、薩摩拵だけに見られる異風な返り角が付く。丸みを帯びた鉄地の小尻金具は長さ25cmほどの鍬形で仕立て、何ら飾り気もないがこの無骨な拵に良く合っている。自顕流(示現流)の気質を表した実戦的な薩摩拵で、質素ながらこの独自の雰囲気がいい。つなぎ入り。