日本刀 ¤ 短刀 ¤ 越前国兼法 ¤ 上作 ¤
越前国兼法
Tanto
Echizen koku Kanenori
- 長さlength
- 29.7cm
- 反りsori
- 0.2cm
- 目釘穴mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.9cm
- 先幅
- 2.3cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸初期 元和頃(1615年)
- period
- early edo (1615)
- 国
- 越前(福井県)
- country
- echizen
- 刃文
- 互の目乱れ
- hamon
- gunome midare
- 地鉄
- 板目
- jigane
- itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 銅二重
- habaki
- copper double
- 外装
- 朱印籠刻鞘短刀拵・白鞘
- mounting
- koshirae and shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon token
- 正価
- 390,000円
- price
- 390,000-JPY
室町後期に越前領主朝倉氏に召されて美濃から越前へ移住した兼法。美濃伝を残した華やかな作柄も多く、同国の越前康継と共に越前を代表する一人。切り銘は越前国兼法、肥後大掾兼法など。
本作は一尺弱の大振りな平造り短刀で、身幅と重ねもあって研ぎ減りなく健全。互の目乱れ刃文は尖り刃を交えた美濃風の出来映えで、地鉄は練れた板目肌に地景が良く入る。帽子は小丸に深く返り、生ぶ茎には深い鏨で銘を切っている。
時代感のある拵は暗朱色の印籠刻み鞘が洒落ており、濃茶皮巻きの柄糸を使って渋く仕上げる。刀装具は鉄地雲龍図鐔、鉄地雨龍図縁頭、赤銅地菊花図目貫、鉄地竜田川図小柄。上作。保存刀剣鑑定書附。