日本刀 ¤ 刀 ¤ 肥前国佐賀住広貞 ¤ Hizen koku saga ju Hirosada ¤
肥前国佐賀住広貞
Katana /
Hizen koku saga ju Hirosada
- 長さ / cutting edge
- 67.6cm
- 反り / sori
- 2.0cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.9cm
- 先幅
- 2.1cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸初期 寛永頃(1624年)
- period
- early edo (1624)
- 国
- 肥前(佐賀県)
- country
- hizen
- 刃文
- 互の目乱れ
- hamon
- gunome midare
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- koitame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 金着二重
- habaki
- gold foil double
- 外装
- 黒呂鞘金工拵・白鞘
- mounting
- koshirae & shirasaya
- 鑑定
- (財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon
- 正価
- 売却済
- price
- sold
広貞は初代忠吉の門人であり異母弟。寛永頃の刀工で、忠吉譲りの直刃から乱れ刃までを器用にこなし、明暦二年の八十五歳までを全うする。本作、反り格好のよい鎬造りは手持ち軽く、上手に双樋を掻いて凛としている。地沸のついた小板目肌は良く冴え、刃中明るく小足が働いた互の目乱れ刃文も鮮やか。焼き幅も広く見どころは多い。忠吉とはまた違った雰囲気で、河内大掾正広などに似る。茎は生ぶで錆色も良く、肥前刀らしく太刀銘で切られる。黒呂鞘の拵は縁頭に鹿寿老人図、目貫は鶏図とお目出たい図柄を合わせ、鍔は鉄地お多福形で銘は会津住正阿弥。研ぎ上がり、保存刀剣鑑定書附。