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刀装具【目貫】   赤銅地結び木賊図 - Shakudo ji Musubi Tokusa zu -

【赤銅地結び木賊図目貫】日本刀専門店【十拳-TOKKA-】刀装小道具・刀装金工・鐔・縁頭・目貫・小柄

縦/height 1.15cm 横/width 3.5cm 厚み/thickness 0.4cm 正価/price 34,000円

黒々と美しい赤銅をもちいて束ねて紐で結ばれた木賊をあらわす。節と結んだ紐にほんの少しの金色絵を施すことで黒を引き立たせる。
和漢三才図会によると 「按木賊磋物如故稱砥草矣多出於丹波」木賊は物を磨くこと砥石の如くなるゆえ砥草と称す。多く丹波より出づ。とある。
木賊は表面に珪酸を蓄積して硬化するため砥石のようにものを研ぐことができる。木地加工の特に仕上研磨には欠かせないものであり、日本刀、刀装具にはゆかりが深い。よく目にする木賊と兎を描いた意匠は月の輝く夜をあらわし、月に木賊ならば、月を鏡のように磨き上げるというような意味になる。本作は木賊を束ね紐で結んだ図柄である。古来、木の皮や草をより合わせて縄紐を作り、縄に結び目を作ることで数を記録したり、目印、合図、文字や文章の役目を果たし結縄と呼ばれる。 「むすび」の語源は「産霊(むすひ)」といわれ、ものが成り出るさま、天地万物を産み出すことをいう。 そこには神が宿り、人の思いまでもを留まらせる。

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