日本刀 ¤ 脇差 ¤ 康継於越前作之 ¤ 越前三代 ¤
康継於越前作之
Wakizashi /
Yasutsugu oite ehizen sakukore
- 長さ / cutting edge
- 48.3cm
- 反り / sori
- 1.5cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 3.35cm
- 先幅
- 2.85cm
- 元重
- 0.7cm
- 時代
- 江戸初期 寛文頃(1661年)
- period
- early edo (1661)
- 国
- 越前(福井県)
- country
- echizen
- 刃文
- 湾れ
- hamon
- notare
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- ko-itame
- 帽子
- 尖って返る
- boshi
- togatte kaeru
- はばき
- 金着一重
- habaki
- gold foil single
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] tokubetsu hozon
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
徳川家康から「康」の字と「葵紋」を賜り、御紋康継と呼ばれた名家。越前三代康継は初代康継の三男。初め四郎右衛門と言い、後に市左衛門に改める。家中分立のために江戸三代と越前三代に分かれ、四郎右衛門は越前康継家を立てて後世は九代まで続いている。
本作、越前康継としては珍しい彫物入りの豪壮な脇差。その身幅は一般的な刀以上に広く、3寸程もある大切先と相まって鋭利な印象残し、表に枝菊、裏には不動明王の梵字を彫っている。湾れ刃文は小沸が厚くついて出来よく、地鉄は詰んだ小板目が清涼。帽子は焼き深く尖って返り、茎は生ぶで錆色も良い。古研ぎながらこのままで十分。
特別保存刀剣鑑定書附。