日本刀・刀・肥前国住近江大掾藤原忠廣 - Japanese Sword TADAHIRO -
銘/肥前国住近江大掾藤原忠廣
Hizen koku ju omi daijo fujiwara Tadahiro
- 長さ
- 69.9cm
- 反り
- 1.6cm
- 目釘穴
- 1個
- 元幅
- 3.1cm
- 先幅
- 2.3cm
- 元重
- 0.7cm
- 時代
- 新刀 慶安頃(1648年)
- 国
- 肥前(佐賀県)
- 刃文
- 直ぐに湾れ交じり、鼠足良く入る
- 地鉄
- 小板目
- 帽子
- 小丸
- 茎
- 生ぶ
- はばき
- 金着二重
- 外装
- 金梨地鞘龍図金具拵・白鞘
- 鑑定
- (財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書附
- 正価
- 売却済
上々作・忠廣は肥前国忠吉の子。寛永九年父没後、忠廣銘を襲名。その後八十歳という長寿を全うし、作刀期間は六十年という。忠廣一門は父忠吉が築いた肥前刀の名声を落とすことなく引き継ぎ、「肥前帽子」「肥前の小糠肌」などなど、その一目で分かる特徴と共に肥前刀を不動のものとした。鍋島藩と忠廣一門の密接なつながりも頷ける。本作も例に漏れず、澄んだ小板目肌は白く浮き立ち、肥前独特の精美。刃文は直刃に湾れ刃が僅かに交じり、小足無数に働き、小沸柔らかく厚く付いた風情は大阪新刀などと比較すると、刃中冴えながらも淡く上品。忠廣によく見る働き少ない直刃とは一線を画し、生ぶの茎尻から切先まで、まったく欠点を見出せない優品。金蒔絵鞘に浮線葵紋と大振りな桐を金高蒔絵、蛇腹巻した柄前に、赤銅七々子地龍図の縁頭や目貫にも贅を尽くす。刀身拵共に楽しめるのは間違いなし。上研磨済み、金着二重はばき、白鞘入り。特別保存刀剣認定。