日本刀 ¤ 脇差 ¤ 備前国長船住祐定作 ¤
備前国長船住祐定作
Wakizashi / Bizen koku osafune ju Sukesada saku
- 長さ / cutting edge
- 42.0cm
- 反り / sori
- 1.6cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.9cm
- 先幅
- 2.3cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸中期頃(約300年前)
- period
- mid edo (300 years ago)
- 国
- 備前(岡山県)
- country
- bizen
- 刃文
- 互の目乱れ
- hamon
- gunome midare
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- ko itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- ko maru
- はばき
- 赤銅金鍍金二重
- habaki
- shakudo and gold plate double
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
祐定一派は室町から江戸にかけて最も栄えた長船鍛冶。平穏な江戸時代に入ってからは作刀数を減らすが、幕末まで脈々とその伝統を守っている。
本作は江戸中期頃の祐定で、深い反りで姿が良い。享保(1716)前後の祐定にこのような体配の脇差が多く見られる。腰の開いた互の目乱れ刃文は蟹の爪丁子を大胆にしたような動きで、刃中には砂流しや葉、飛焼きも交じり大変華やか。表裏対象の刃文にこだわったのか、ほぼ同じ形で焼いて器量を見せつけている。地鉄は詰んだ小板目で、帽子は小丸。差し込み研ぎにより刃中の些細な働きまでわかり、初心者の方にもお薦め。上等な時代ハバキと白鞘に納まっている。保存刀剣鑑定書附。