日本刀 ¤ 刀 ¤ 備前長船横山祐宗作/文久四年二月日 ¤
表/備前長船横山祐宗作 裏/文久四年二月日
katana /
Omote / Bizen osafune yokoyama Sukemune saku
Ura / Bunkyu 4 nen 2gatujitsu
- 長さ / cutting edge
- 75.7cm
- 反り / sori
- 1.5cm
- 目釘穴 / mekugi
- 2個
- 元幅
- 3.1cm
- 先幅
- 2.2cm
- 元重
- 0.8cm
- 時代
- 江戸後期 文久4年(1864)
- period
- late edo (1864)
- 国
- 備前(岡山県)
- country
- bizen
- 刃文
- 互の目丁子
- hamon
- gunome choji
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- ko-itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 銀無垢一重
- habaki
- solid silver single
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon token
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
古刀期には圧倒的な数を誇った備前鍛冶も、江戸時代に入ってからは大阪や武蔵の鍛冶が台頭。太平を迎えてからは横山祐定系の鍛冶が脈々とその系譜を守っている。その横山系の祐宗は友成五十八代孫を名乗る幕末の刀工。横山祐包と同時代に活躍している。
本作は2尺5寸の悠々とした姿を見せる祐宗。この時代の備前鍛冶らしく焼出しで始まり、匂口の締まった互の目丁子刃文は蟹の爪も交えてとても華やか。詰んだ小板目肌は地景入り、帽子は掃掛けながら小丸に返っている。生ぶ茎には横鑢が切られて錆色も良く、ズシリとくる手持ちに対応して控えの目釘穴を開けている。保存刀剣鑑定書附。