日本刀 ¤ 脇差 ¤ 菊紋一）隆鳴子源祐宗（備前横山祐宗）
菊紋一）隆鳴子源祐宗
Wakizashi
Kikumon-Ichi)
Ryumyoshi minamoto sukemune
- 長さ / cutting edge
- 36.4cm
- 反り / sori
- 0.3cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 3.1cm
- 先幅
- 2.65cm
- 元重
- 0.75cm
- 時代
- 江戸後期 文久頃（1861年）
- period
- late edo (1861)
- 国
- 備前（岡山県）
- country
- bizen
- 刃文
- 直刃に富士山
- hamon
- suguha ni Mt fuji
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- koitame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 銅一重
- habaki
- copper single
- 外装
- 茶変わり塗り鞘肥後拵
- mounting
- koshire
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
特徴的な刃文と立派な肥後拵が目を引く祐宗は、江戸後期文久頃の備前長船刀工で、横山祐定系の鍛冶。菊紋一を切ることで有名な横山祐永と同様、この祐宗も菊紋一を切り、横山祐包と同じ友成五十八代孫を名乗っている。 本作は平造りの小脇差で、身幅もしっかりとして生ぶ刃が残り研ぎ減りも皆無。詰んだ小板目肌は清涼で疵気もなく、匂口の締まった直刃に富士山を焼く様は幕末の刀工らしい斬新さ。生ぶ茎は化粧鑢目が入り、半菊紋に一の字を切り付けている。
肥後拵は茶変わり塗りの鞘も状態良く、刀身と同時代と思われる。縁頭と小尻は鉄地に九曜紋と桜花を金象嵌した典型的な肥後金具で大変飾り映えする。保存刀剣鑑定書附。
