日本刀 ¤ 刀 ¤ 無銘 澤原重胤 ¤ Mumei Swahara Shigetane ¤
無銘 澤原重胤
Katana /
Mumei Sawahara Shigetane
- 長さ / cutting edge
- 69.6cm
- 反り / sori
- 2.0cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.8cm
- 先幅
- 2.0cm
- 元重
- 0.75cm
- 時代
- 江戸後期 天保頃（1830年）
- period
- late edo (1830)
- 国
- 武蔵（東京都）
- country
- musashi
- 刃文
- 直刃に小足
- hamon
- suguha ni koashi
- 地鉄
- 柾目に小杢目
- jigane
- masame ni komokume
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 金着一重
- habaki
- gold foil single
- 外装
- 肥後金工半太刀拵・白鞘
- mounting
- koshirae and shirasaya
- 鑑定
- （財）日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
大慶直胤の門下中、一番の名手と言われる重胤。奥州白川藩重胤などと切り、直胤と同様の作柄が多い。本作はこの期によく見られる古刀写しで、定寸で反り深く、身幅を抑えたスラリとした体配が印象的。上手な柾目肌は地景ついて大和伝を狙い、砂がし掛かる直刃には二重刃や無数の小足など、繊細な働きは見飽きない。拵も素晴らしく、暗朱石目地鞘の半太刀拵。金具は鉄地に金唐草の文様を描いた典型的な肥後象嵌で、時代色豊かながら保存状態はとても良い。下緒は新調しているが柄巻も古く、鬼退治の目貫も可愛らしい。研ぎ上がりで別途白鞘入り。保存刀剣鑑定書附。
