日本刀 ¤ 刀 ¤ 肥前国宗次 ¤ 新々刀
肥前国宗次
Katana / Hizen koku Munetsugu
- 長さ / cutting edge
- 67.4cm
- 反り / sori
- 2.2cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 3.2cm
- 先幅
- 2.4cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸後期 慶応頃(1865年)
- period
- late edo (1865)
- 国
- 肥前(佐賀県)
- country
- hizen
- 刃文
- 丁子
- hamon
- choji
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- ko-itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 銀着一重
- habaki
- silver foil single
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon token
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
江戸時代に入り頭角を現した肥前鍛冶は、名匠忠吉とその後に続く確かな門下で全国区の知名度を得る。忠吉の先輩格である伊予掾宗次は肥前刀の鍛冶頭で、藩から佐賀城下に御免屋敷を与えられ鍛刀していた。
本作は初代伊予掾宗次から数えて八代目で、後代忠吉に学んだ幕末の宗次。深い反りで先幅も広く、新々刀らしい大切先が力強い。焼出しのある丁子刃文は小沸よくつき、長い丁子足が刃先に向かって叢がなく揃い、丁子の頭には葉が働いて動きがある。帽子は焼き深く返り、小板目肌は良く詰んで清涼。茎は生ぶで横鑢目もしっかり残り、肥前刀らしく太刀銘で切られている。保存刀剣鑑定書附。