日本刀 ¤ 刀 ¤ 武州住日置出羽守源光平 ¤ 上作 ¤ 良業物 ¤
武州住日置出羽守源光平
Katana /
Bushu ju Heki Dewa no kami Minamoto Mitsuhira
- 長さ / cutting edge
- 72.6cm
- 反り / sori
- 1.2cm
- 目釘穴 / mekugi
- 3個
- 元幅
- 3.1cm
- 先幅
- 2.25cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸初期 承応頃（1652年）
- period
- early edo (1652)
- 国
- 武蔵（東京都）
- country
- musashi
- 刃文
- 丁子乱れ
- hamon
- choji midare
- 地鉄
- 板目
- jigane
- itame
- 帽子
- 中丸
- boshi
- chu-maru
- はばき
- 金着一重
- habaki
- gold foil single
- 外装
- 牡丹塗り鞘金工拵・白鞘（寒山鞘書）
- mounting
- koshirae & shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書、特別保存刀装具鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] tokubetsu hozon（katana & koshirae)
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
石堂是一と共に近江蒲生郡石塔村から江戸赤坂に移住した江戸石堂の開祖、日置光平。江戸時代に入ってからは相州伝が全盛となるものの、石堂一派の出現で古作な丁子刃文の良さが見直され、備前一文字風の華やかな作風でかなりの繁栄を見せている。特に光平の丁子刃は、茎を見なければ一文字と見間違う程と識者からも絶賛された。本作、上手な丁子乱れ刃文は高低差があり、鎬地に届くほどの激しさを見せて華やか。小沸も柔らかくつき、足もよく入って拳形刃文も見て取れる。帽子も焼き深く、板目肌の鍛えも良好で影映りが上がっている。疵気もなく健全で､地刃共に光平の会心作。付属の拵も立派で、古色のついた総金具は銀地波千鳥で誂えて優雅。鞘は黒と暗朱の牡丹塗りで、華やかながらも風情がある。白鞘は寒山鞘書。刀身、拵ともに特別保存鑑定書附。
