日本刀 ¤ 脇差 ¤ 無銘 藤原高田 ¤ 鮫皮一分刻鞘菊花金工拵 ¤
無銘 藤原高田
Wakizashi /
Mumei Fujiwara Takada
- 長さ / cutting edge
- 46.7cm
- 反り / sori
- 1.0cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.6cm
- 先幅
- 2.1cm
- 元重
- 0.65cm
- 時代
- 江戸初期頃 約350年前
- period
- early edo (350 years ago)
- 国
- 豊後（大分県）
- country
- bungo
- 刃文
- 互の目乱れ
- hamon
- gunome midare
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- koitame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 金着一重
- habaki
- gold foil single
- 外装
- 鮫皮一分刻鞘金工拵・白鞘
- mounting
- koshirae & shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
鮫皮の鞘を一分刻みに仕上げた驚きの技法を見せる金工拵。刻みのへこみ部分にも鮫粒が残っているため単なる研ぎ出しではなく麻糸などで加圧して仕上げたと思われ、小尻部分などの細部まで一切手を抜いていない。赤銅七々子地の縁頭・目貫・小柄は菊花を主とした草花で誂え、鐔は鉄地藤透かし。太くなりがちな鮫皮巻の鞘ながら、細身で品良く仕立て、柄形もまた上品で上手くまとめている。刀身は江戸初期頃の豊後高田で、優しい体配は拵と調和がとれている。互の目乱れ刃文に詰んだ小板目肌で疵気もなく健全。凝った金着はばきは中央を円窓とし、周りを岩石風に仕上げている。保存刀剣鑑定書附。
