Japanese Antique SAMURAI Sword and Fittings
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縦/height 7.9cm 横/width 7.9cm 厚み/thickness 0.4cm 重量/weight 109g 正価/price 売却済-sold-
鑑定/certificate 無銘 『正阿弥』 日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書
古そうな鉄の地鉄に、均整の取れた優美な意匠。中央に糸巻きを配し、交互に蜻蛉と沢潟を透かす。とんぼは「勝軍虫」、おもだかは「勝軍草」と呼ばれ、どちらも武士に人気が高い図柄。戦国最高の知将として名高い毛利元就。氏の家紋である沢潟の由来は以下のように伝わる。
「ある年、元就戦に臨み河を渡りしに、沢潟に蜻蛉のとまれるを見て、観賞措かず、進んで敵と合戦するに及び勝利を得しかば、このことを紀念せんがために、これより沢潟を家紋に定めたりという。」
勝軍虫と勝軍草を配し、勝機を逃さんがために糸巻きにてしっかりと巻き付ける。そのような気概をこの鐔から感じる事が出来はしないだろうか?