刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】 赤銅七々子地秋野秋虫図鐔 - Shakudo nanako ji Akino Akimushi zu Tsuba -
- 縦/height7.67cm
- 横/width7.05cm
- 厚み/thickness0.23cm
- 重量/weight123g
- 正価/price売却済-sold-
万葉の歌人、山上憶良が詠んだ二首の歌。
本作、赤銅七々子地に金象嵌で蜻蛉・きりぎりす・邯鄲・コオロギを配し、秋草は、菊・萩・ススキ・葛・ナデシコ・女郎花・桔梗を、そして菊の花3輪にのみ素銅象嵌を施す。 華やかな彫りを、赤銅の黒を基調に仕上げることで粋な出来となっている。
秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなへし また藤袴 朝顔の花
この二首以来「萩・ススキ・葛・ナデシコ・女郎花・藤袴・桔梗」この七つが秋の代表花となった。萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなへし また藤袴 朝顔の花
本作、赤銅七々子地に金象嵌で蜻蛉・きりぎりす・邯鄲・コオロギを配し、秋草は、菊・萩・ススキ・葛・ナデシコ・女郎花・桔梗を、そして菊の花3輪にのみ素銅象嵌を施す。 華やかな彫りを、赤銅の黒を基調に仕上げることで粋な出来となっている。
山上臣憶良詠秋野花歌二首
秋野尓咲有花乎指折可伎数者七種花 其一(万葉集 巻8・1537)
芽之花乎花葛花瞿麦之花姫部志又藤袴朝皃之花 其二(万葉集 巻8・1538)
秋野尓咲有花乎指折可伎数者七種花 其一(万葉集 巻8・1537)
芽之花乎花葛花瞿麦之花姫部志又藤袴朝皃之花 其二(万葉集 巻8・1538)