刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】 赤銅磨地竹林七賢人図鐔 - Shakudo migaki ji Chikurin no Shichikenjin Tsuba -


- 縦/height7.9cm
- 横/width7.7cm
- 厚み/thickness0.5cm
- 重量/weight145g
- 正価/price売却済-Sold-
有名な図柄である「竹林の七賢人」を赤銅磨地で透かした鍔。説明の必要すら感じない竹林にいる七人の賢人達の姿である。黒々とした赤銅に金覆輪の耳、埋めた櫃孔にも金が施され、高貴な雰囲気が漂う。彫りもしっかりと丁寧で、淀みなく流れるような出来映えである。
では、いったい彼らは何者であろうか。漢王朝が解体され、魏・呉・蜀に分かれ、勢力争いだけでなく内部の権力争いも繰り広げられた中国の歴史の中でもとりわけ混乱の時代、多くの逸話が残された三国時代に生きた人々である。
晋書、列傳十九巻嵇康の段に
所與神交者 惟 陳留 阮籍、河内 山濤、豫其流者 河内 向秀、沛國 劉伶、籍兄子(阮)咸、瑯邪 王戎、遂為竹林之游 世所謂「竹林七賢」也。
とある。
阮籍・山濤・向秀・劉伶・阮咸・王戎そして嵆康の七人は皆、老子・荘子の思想に傾倒し、政治や権力争いを厭い俗世を離れたところで清談・玄談を交わしたという。古代より中国では竹について「剛とせず柔もせず、草でもなく木でもない」そして四季を通し緑を保ち、天に向かってまっすぐに伸びる姿は清廉で、強い節は「屈しない節操」空洞は「謙虚な精神」に喩えられ、いずれも君子の品格であることから、四君子のひとつにも数えられている。日本でも神社や神事の際、斎竹を以て神域と俗世との境界を張る。竹林の中で清談している七賢人の姿、嵆康のいう「遂為竹林之游」俗世を離れた清浄な地で心ゆくまで仲間と共に語り合う。彼らがそうありたかった姿を描いているのだろう。皆、生き生きと楽しそうではないだろうか。
では、いったい彼らは何者であろうか。漢王朝が解体され、魏・呉・蜀に分かれ、勢力争いだけでなく内部の権力争いも繰り広げられた中国の歴史の中でもとりわけ混乱の時代、多くの逸話が残された三国時代に生きた人々である。
晋書、列傳十九巻嵇康の段に
所與神交者 惟 陳留 阮籍、河内 山濤、豫其流者 河内 向秀、沛國 劉伶、籍兄子(阮)咸、瑯邪 王戎、遂為竹林之游 世所謂「竹林七賢」也。
とある。
阮籍・山濤・向秀・劉伶・阮咸・王戎そして嵆康の七人は皆、老子・荘子の思想に傾倒し、政治や権力争いを厭い俗世を離れたところで清談・玄談を交わしたという。古代より中国では竹について「剛とせず柔もせず、草でもなく木でもない」そして四季を通し緑を保ち、天に向かってまっすぐに伸びる姿は清廉で、強い節は「屈しない節操」空洞は「謙虚な精神」に喩えられ、いずれも君子の品格であることから、四君子のひとつにも数えられている。日本でも神社や神事の際、斎竹を以て神域と俗世との境界を張る。竹林の中で清談している七賢人の姿、嵆康のいう「遂為竹林之游」俗世を離れた清浄な地で心ゆくまで仲間と共に語り合う。彼らがそうありたかった姿を描いているのだろう。皆、生き生きと楽しそうではないだろうか。