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刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】  鉄地笹蟹透かし- Tetsu ji Sasa Kani sukashi -

【鉄地笹蟹透鐔】日本刀専門店【十拳-TOKKA-】刀装小道具・刀装金工・鐔・縁頭・目貫・小柄

縦/height 8.4cm 横/width 8.15cm 厚み/thickness 0.45cm 重量/weight 110g  正価/price 58,000円

七夕にちなんだ笹蟹の透かし鐔を紹介しよう。鉄地に大きく蟹と笹を透かした一枚。
「七夕の 逢う夜の庭の おく琴の あたりにひくは笹蟹の糸」
笹に蟹を配し、ささがに(蜘蛛の古名)。蜘蛛は糸をかけることから、はたおり。織姫(異称・笹蟹姫)、七夕へと繋がる。 前述の歌は建久四年(1193年)に左大将藤原良経邸にて催された百歌歌合(左右で六人、各百首。春秋各15題、夏冬各10題、恋50題)通計して「六百番歌合」とよばれる歌合で詠まれた寂蓮法師の秋の歌「乞巧奠(きっこうでん)」である。 「牽牛と織女が会う夜の庭に置く琴、この琴の辺りに引くのは蜘蛛の糸であることよ。」ここでいう「引く」は蜘蛛が糸を引くと琴を弾くがかけられている。 七月七日は五節句の一つ七夕(しちせき)の節句。冷泉家には乞巧奠(きっこうでん)という七夕の古式が伝えられている。南の庭に「星の座」と呼ばれる祭壇が設けられ、桃・梨・瓜・茄子・きささげ、鮑などを一対、その前に琵琶や琴と共に右から「青・赤・黄・白・黒」と並べられた五色の糸や布が供えられる。公家屋敷として唯一現存する冷泉家。藤原俊成、藤原定家を遠祖に持ち、八百年にわたり和歌の宗家としてさまざまな伝統行事や作法を今に伝える。ちなみに六百番歌合の判者は藤原俊成。
旧暦の七月七日(2017/8/28)は上限の月で、月明かりが比較的少なく天の川が見やすくなるという。この月を天の川を渡る月の舟に喩えることもあり、個人的にはピンと張られた楽器の弦(蜘蛛の糸)に喩えたいところである。

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