Japanese Antique SAMURAI Sword and Fittings
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縦/height 1.1cm 横/width 2.9cm 厚み/thickness 0.5cm 正価/price 売却済-sold-
真っ赤に熟して落ちたであろう柿の実に「ガブガブッ」とかじりつく鼠の姿。穀類を食べたり、柱をかじってしまったりといたずらばかりする鼠。本来、害獣であるにもかかわらず、そのユーモラスな姿態は人々に受け入れられ、ネズミと人は長いこと共存していくのである。十二支を決める際はさまざまな奸計をめぐらし、一番初めに神様のところへたどりつき、大黒さまの台座である俵にちょこんと顔をだし、なんと大晦日の夜に行われるという「鼠の嫁入り」。災害時には真っ先に大群となって家を離れるのである。ネズミ小僧も真っ青の早業である。最後に本作、短刀用の小さい目貫であることを付け加えておく。