刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】 赤銅地二匹犀図目貫『京金工』保存刀装具
- Shakudo ji 2hiki Sai zu Menuki [Kyo-Kinko] Hozon -

- 縦/height1.9cm
- 横/width3.6cm
- 厚み/thickness0.7cm
- 正価/price売却済-sold-
- 鑑定書/certigicate日本美術刀剣保存協会 保存刀装具 無銘「京金工」
N.B.T.H.K Hozon-Tosogu Mumei Kyo-Kinko
二疋犀図目貫 無銘 京金工 赤銅地 容彫 金色絵
本作で描かれているのは、霊獣としての犀の姿である。平安時代の作と云われる「鳥獣戯画」乙巻後半に一本角の甲羅を背負った犀が水辺で戯れる様子が描かれている。犀は欄間、蟇股などに配されることが多い。塞の神のサイに通じることから境に祀られ悪疫悪神の侵入を防ぐという役割と、立浪に共に描かれ火除けとしての役割も担っている。
最古の仏典のひとつ「スッタ・ニパータ-Sutta Nipāta-」には「犀経-Khaggavisāṇasutta-」という段があり、41経ある教えの内、39経が「犀のようにただ独り進め-Eko care khaggavisāṇakappo-」と結ばれている。お釈迦様の入滅前、最後の教えと云われる「自燈明-atta dîpa / 法燈明-dhamma dîpa- ただ自らを拠り所とし、真理(法)を拠り所としなさい」に通じるように思う。
Mettaṃ upekkhaṃ karuṇaṃ vimuttiṃ, Āsevamāno muditañca kāle;
Sabbena lokena avirujjhamāno, Eko care khaggavisāṇakappo
慈しみ、平静、哀れみ、解脱、そして喜びを 時に応じて習得し
なにものにもとらわれず、犀のようにただ独り進め
Sabbena lokena avirujjhamāno, Eko care khaggavisāṇakappo
慈しみ、平静、哀れみ、解脱、そして喜びを 時に応じて習得し
なにものにもとらわれず、犀のようにただ独り進め

「京都府立陶板名画の庭」鳥獣戯画図より