Japanese Antique SAMURAI Sword and Fittings
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縦/height 1.5cm 横/width 4.7cm 厚み/thickness 0.55cm 正価/price 売却済-sold-
鱗がなく角もない雨龍の目貫である。日本では古く縄文時代から蛇が信仰の対象であった。弥生時代、稲作の発達につれ稲を食べたり、土手に穴を掘って水を抜いてしまう鼠の天敵、田の神としての蛇信仰が始まる。湿地を好んで生息する習性から水を司る水神としての役割をもっていた。そんな蛇信仰と大陸から渡ってきた雨龍が融合して生まれたのが、日本での雨龍だろうと考える。神社仏閣の紋として使用されることも多く、これらの場所は雨乞いの儀式と関係が深い。
本作、二疋の雨龍が絡まりあう図柄。ところどころの手摺れがより立体感と趣きを感じさせる目貫である。