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刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】  赤銅地宇治川先陣図縁頭 - Shakudo ji Ujigawa-Senjin zu -

【赤銅地宇治川先陣図縁頭】日本刀専門店【十拳-TOKKA-】刀装小道具・刀装金工・鐔・縁頭・目貫・小柄

縁縦/Fuchi.height 3.8cm 縁横/Fuchi.width 2.2cm 縁厚み/thickness 1.4cm
頭縦/Kashira.height 3.5cm 頭横/Kashira.width 1.7cm 正価/price 売却済-sold-

良質の赤銅に宇治川先陣図を迫力ある高彫で描いた縁頭である。縁には佐々木高綱が宇治川の先陣を切っている姿が描かれている。高綱が乗っているのは生食(いけづき)という頼朝が一番大事にしていた名馬である。黒栗毛の大きな馬であったと記録にある。頭には梶原景季、石橋山の戦いで源頼朝を敵方にいたのにもかかわらず救った梶原景時の息子である。景季が乗っているのは磨墨(するすみ)という漆黒の馬である。どちらも頼朝所有の名馬であった。両人、武功を得るため一番乗りを狙っている。宇治川のほとりまでは景季が一段先を行っていたのだが、高綱に腹帯が緩んでいては危ないと云われ、弓を口に咥え馬上にて腹帯を締め直す景季。その隙に宇治川に飛び込み先陣をきった高綱。佐々木高綱は一気に宇治川を渡りきり、一番の名乗りを挙げた。

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