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朧銀磨地寒山拾得図縁頭 - Oborogin migaki ji Kanzanjyuttoku -

朧銀磨地寒山拾得図縁頭

縁縦/Fuchi.height 3.8cm 縁横/Fuchi.width 2.3cm 縁厚み/thickness 1.3cm
頭縦/Kashira.height 3.4cm 頭横/Kashira.width 1.6cm 正価/price 売却済-sold-

唐の時代、天台宗国清寺にいたという高僧、豊干禅師。彼があるとき子を拾い、これを拾得と名付け炊事や掃除をさせていた。付近の岩山に住んでいた寒山は拾得から残り物を貰って食べ、二人して戯れ騒ぐのが常であったという。寒山は巧みに詩を書き、後に彼が竹木や石壁に書き付けていた詩300余首が編纂され「寒山子詩集」と呼ばれ盛んに伝えられた。また、豊干禅師は「天台山に寒山文殊、拾得普賢なる賢者あり」と寒山と拾得を菩薩の化身であるとしている。寒山と拾得には様々な逸話があり、その風姿言動が異様であることから画題としても人気が高い。拾得が箒を持ち、寒山が巻物を持つ図が多いが、本作は、二人して楽しげに巻物を読んでいる姿が描かれている。

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