刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】 赤銅地美濃秋野秋虫図縁頭 - Shakudo ji Mino Akino Akimushi zu -
- 縁縦/Fuchi.height3.8cm
- 縁横/Fuchi.width2.12cm
- 縁厚み/thickness1.17cm
- 頭縦/Kashira.height3.5cm
- 頭横/Kashira.width1.7cm
- 正価/price売却済-sold-
赤銅地に愛らしく楽しげな秋虫たちの姿を一面に描いた縁頭。蟷螂に鈴虫に轡虫、菊に桔梗に撫子、萩と豪華に散らす。丁寧な彫りと造り込みで虫の顔も左右しっかりとしている。赤銅地の下地は厚く腰高で、図全体、縁、頭ともこべりまで金色絵が厚く掛かっている。地がほとんど見えない構図上、深く鋤き下げるというよりも出し鏨を表面から打ち込んで図柄を残している。江戸中期、光仲や吉長らの秋野の図は虫を大きく誇張して描いているが、彼らの図取りや彫りくちが重厚なため全体の調和がとれている。お勧めの縁頭。